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地蔵堂

本堂は、天保一二年(一八四一)に編纂された「新編相模国風土記稿」によると、文化一四年(一八一七)に火災に遭ったが、その後再建されたと記されている。昭和五〇年(一九七五)にも消失したが、住民の手によって本堂内の厨子と本尊である地蔵菩薩立像や他の仏像はすべて救い出された。
本尊の地蔵菩薩が納められているのが厨子であり、三間(柱間)四方の入母屋造りの屋根に、軸部を禅宗様、軒を和洋とした折衷方式で鎌倉を中心に分布する禅宗様に対して特色がある。また、木鼻が上部の軒だけでなく下部の軒にもつけられていることや天井が丁寧に作られていることも珍しい。
現在は地蔵堂裏の収蔵庫に納められている。
地蔵堂内厨子 室町時代末期作
神奈川県指定重要文化財(昭和五十四年二月十六日)